大腸ドック
大腸がんの罹患率は年々上昇し、女性では最も死亡者数の多いがんになっています。
大腸がんは早期であれば完治する可能性が高いがんです。
しかし早期では症状が出にくいため、胃や肺などの健診と同様に、大腸の検査を受けていただくことが大切です。
より多くの方に大腸の検査を受けていただくために、当院では「大腸ドック」を始めました。
当院の「大腸ドック」は原則として全て内視鏡検査で行なっており、精度の高い検査を、ほとんど苦痛なく受けていただけます。
今まで当院で大腸内視鏡検査を受けられた多くの方が、「ほとんど痛くなかった」「思ったよりずっと楽だった」と言われています。
他の健診・人間ドックにオプションとして追加することもできます。
土曜日も行なっていますが、原則として予約制です。
なお、大腸に関しての症状(腹痛、便秘・下痢、下血など)がある方は、通常の保険診療での大腸内視鏡検査になる場合もあります。
ちょこっとコラム
Q.大腸がんは遺伝する?
A.遺伝よりも食事や喫煙など生活環境が大きい
これまでの研究では、第一度近親者(親子、きょうだい)に大腸がんになった人が1人いる場合、そうでない場合に比べて大腸がんになるリスクは1.7倍高くなるという報告があります。
しかしながら、一般的には食事や飲酒、喫煙、運動などの生活環境のほうが影響が強いといわれています。